箱崎の箱崎によるBLOG
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ぼちぼち盆入りですね。
皆さんは、実家に帰ってゆっくりしたり家で好きな事をしてみたり、中には「仕事です」と言う方もいらっしゃるでしょう。 お盆はてんとう虫も稽古がお休みです。 箱崎は10日から12日まで実家に帰ります。 お墓参りです。 先祖供養は大切です。 お盆が近いと言う事は、終戦記念日も近いと言う事ですね。 箱崎家にも「戦死」または「戦争で」亡くなった人間がいます。 箱崎の実家には昔(箱崎が中学に入る前くらいまで)ひい婆ちゃんが一人で住んでいた凄く古い大きな家が同じ敷地内にありました。 その家には当時、物置に使っていた凄く大きな土間がありました。 小さい頃はその土間は良い遊び場になっていたのですが、一つ引っかかる事がありました。 それは土間の入り口の柱に貼り付けてあった表札のようなモノ。 風化していて良く読めなかったのですが、アタマの3文字だけは読めたのです。 「遺族の・・・・・・」 小さい頃の箱崎は意味が良くわからなかったのですが小学校の高学年にもなれば、さすがに理解できます。 箱崎、婆ちゃんに聞きました。 「あそこはね、空襲で亡くなった人達を遺族の方が迎えに来れるように安置した場所なのよ。私も機銃で狙われた時は死んだ方が楽かもって思ったよ。」 色々と繋がった。 あの場所の独特のヒンヤリした空気も、何故か勝手に涙が止まらなくなる事があった事も、お盆に必ず土間に線香をあげる事も。 その土間はもうないけれど最近、その頃の夢をよくみます。 手を合わせてきます。 歴史をつくってくれた方々に、敬意と尊敬と感謝の意を込めて。 あなた方がいたから、今を生きる事ができます。 「生きると言う事」 劇団てんとう虫のテーマでもあります。 盆明けから、また忙しくなります。 PR この記事にコメントする
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